【感想】OzCLO2017R2

再び感想戦(?)です。解説やってる暇がないことに気づいた。

[今回の問題]OzCLO(オーストラリア言語学オリンピック)2017Round2

https://ozclo.org.au/wp-content/uploads/2014/11/2017_OzCLO_R2.pdf

 

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だんだん紹介するのがめんどくさくなってきたので軽〜くだけ紹介すると、オーストラリアの言オリです。軽っ。難易度はたぶんNational Roundなのでそれなりに骨があるやつが観測されるはずです。ちなみにOzCLOのFirst Roundはたまに3秒ぐらいで解ける問題が混ざっています。嘘です。普通に5分ぐらいはかかります。

 

[いつものお知らせ]盛大にネタバレしています。解きたい人は先に解いてから見ましょう。

[重要なお知らせ]D問題は3/10に開催予定のUKLO2017R2バチャに含まれています。バチャをちゃんとしたい方も見ないことをおすすめします。まぁ見ても本質には踏み込まないようになっているはずです。

 

〈A〉know your place (ウィラドゥリ語 12/15 体感難易度:3

ザ・音韻変化

苦手なんですよね〜、音韻。丁寧にみていくほどドツボにはまる割にちゃんとやらないと変な方向に進む。普通にちょこちょこ間違え普通にちょこちょこ抜かしていてとても悲しい気持ちになりました。音韻変化は本当に弱いのでIOL2018-3でも撃沈した覚えがあります。克服したい…する。

ちなみにウィラドゥリ語は「2009年に母語話者が消滅したが、言語復活のための学校でのウィラドゥリ語教育が進行中」(Wkipediaより)だそうです。えらい。

 

〈B〉many Bulgarians (ブルガリア語)9.75/10 体感難易度:1

なんかめっちゃ普通

Task1は人と非人(ひひと)と子音に注意すればたぶん解けます。子音間違えた。だからミスはやめろと。

Task2はロシア語(の人称代名詞(とその格変化))を知っていると作業で終わります(は?)。知識がなくても自動詞他動詞と主語2sのところから攻められるはずです。Task3はやるだけ。

 

〈C〉Basque to Euskara (バスク語)20?/20 体感難易度:2

えっ解答間違ってない?

助動詞はやれば気づくと思うので能格性を忘れずに、という感じですね。「k」。Task1(b)の13の解答が「Who has seen the woman?」で14の解答が「Who has fallen in the street?」なんですけど、13はwomanではなくman、14はfallenではなくappearedだと思うんですよね。ぼくの形態素解析能力とGoogle翻訳(大正義)がそう言っています。

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しっかりしてくれOzCLO〜

後半はなんかnegは例外的に助動詞が前に持っていかれるよみたいな話をしています。ぼくは自分に甘いのでガバガバ英語に満点を与えました。いいでしょ練習だし←。

 

[これより先3/10バチャのネタがバレています](なので内容には踏み込んでいません)

 

〈D〉Magic Yup'ik (ユピック語)30/30 

解いたことがあります。次回のバチャ(UKLO2017R2)が出典だったはずです。

解いたことあると説明のしようがない…なんか狐につままれたような感じで解いていくことになるかと思われます。バチャ後にTLで語らいましょう(?)

 

〈E〉on the right track(タミル文字) 18/25 体感難易度:5

解いたことg(ry。

一回解いたことがあるはずなのにこの点数である。人生やめたら?(うち2点は転記ミスであることが発覚し発狂している)

何も語る資格はないので語りませんが、お気づきの通りドラヴィダ系は母音の表記が闇を極めています。気になる人はWikipediaにLet's go.デーヴァナーガリーの容赦ない版ですね。初見時の感想は「解けるか💢」でした。これUKLOのR1だよ????(憤怒)

 

以上でした。また最後に点数まとめておわり。2時間中1時間近くEと格闘してた気がする。

A 12/15

B 9.75/10

C 20?/20

D 30/30

E 18/25

Σ 89.75 /100(D,E既知のため参考値)

えっ?普通に落ちそう